明治37年2月1日に岳父・山岸重助が京都室町に帯地業として開業した山岸重助商店を基として、
初代 若松華瑶が大正12年「若松」を創業、昭和39年には株式会社となりました。
その後、二代目 若松華瑶が初代の意匠を受け継ぎ、"若松華瑶の唐織"を多くの方々に
愛用していただくことを目指し、帯地業を中心とした高級織物の製造販売を行っています。
若松では新興昭和能装束の製作を機に、日本で生まれた最高の織物である
「唐織」の帯地を扱っております。
今や西陣を代表する唐織の基礎を作りあげた若松華瑶の帯は、
お使いいただいてさらにその真価を感じていただけると存じます。
唐織で織り出された多彩な柄は刺繍のように立体感があり、遠目でも映えますので、
舞台などはもちろんパーティーや披露宴、レストランでのお食事会など晴れの場にふさわしい華やかさ。
また、わびさびを踏まえた古典文様は、お茶会などの趣向にも大変喜ばれます。
これは、初代 若松華瑶が能装束を百種類作りあげる切磋琢磨の中で編み出されたもの。
小松 均氏や金島 桂華氏ら日本画家の筆の味わいがある意匠など、全てオリジナルです。
軽くてお締めやすい帯ですので、帯を締めてお仕事をされる方には大変喜んでいただけます。
しわになりにくく、またしわになっても直りやすく、
私どもでお手入れ等やクリーニングもさせていただきます。
流行にとらわれない若松の帯は、親子三代様までお使いいただけます。
これからも初代 若松華瑶の唐織を受け継ぎ、
その真髄をひとりでも多くの方にご紹介していくよう精進したいと思っております。
二代目 若松華瑶
能装束に使われる織物の中でも、最も豪華な唐織。軽くしっかりと張りのある錦地に、
豊かなボリューム感のある浮糸の絵緯(えぬき)で、刺繍を施したように織られています。
蚕から生まれた生糸は練りをかけず、天然成分セリシンを残したまま染色して経糸にすることで、
適度な柔軟性と張りのある薄い錦地に、浮糸との対比が華麗に演出されます。
その他、ご要望に応じてオリジナル商品の受注を承っております。
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